テレワークはコロナ以来、全世界で進んでいる動きです。
通勤がつらくて職場に行くのが嫌いな方なら、喜んでいる人は多いのではないかと思います。しかし、テレワークの長期化によりストレス、特に著しいのは孤独感、が深刻化しています。
一人暮らしでもともと家族と触れ合う時間が少ない人なら、テレワークが続くとさらに話し相手が少なく感じてしまい、孤独感が増していきます。
実は、私は自身在宅でワークするのがほとんどなので、孤独を感じるときは多いのです。そのためにいくつかの対策を取ってみました。
1、単純作業の時はYouTubeを聴きながら行う
パソコン作業が多いため、動画の編集はその中でもっとも繰り返し行われている単純作業の一つです。時々3時間も連続で動画を編集するので、YouTubeで音楽を流したり、時にはファースト映画も聞いたりしています。
それを数ヵ月実施したところ、作業の効率には影響はないけれど、心の中では空っぽのまま。「まだ足りない、まだ足りない」と感じ、ファーストフードを食べてしまいそうな気分になってしまいます。
そこで対策2:
2、ペットを迎えました
犬や猫より、吠えなくて静かなペットが欲しいのでフェレットを迎えました。そして、フェレットと毎日触れ合う時間は癒しになりました。実は、フェレットもほとんど一日寝ているので、家で作業をする時間はちゃんと確保できます。
しかし、心の中に残っている「何か欠けている」感覚は消えていません。
カフェで作業していても、何かが欠けています。
「何かが欠けている」感覚はまさに、孤独感ですよね。
そこで気づいたのです。私は今までずっと外から何かを埋めようと行動してきたのです。そのニーズはコロナの前だったら、旅行で埋めてくれたのですが、今は深刻になってきています。
このように感じている方も少なくないのではありませんか?
コロナは私たちの生活スタイルを変えてくれただけではなく、本質的なものを示してくれているような気がします。
孤独や寂しさは外から埋めるものではないという真実を、教えてくれています。
孤独は一体、何か?
こんなことはありませんか?
一番親しい家族や友人と一緒にいても、時々距離を感じたり。
人がたくさんいる遊園地なのに、突然に寂しくなってしまったり。
実は、一番遠い距離は物理的な距離ではなく、精神的な距離です。
それはなぜ、結婚して数年後、お互いの違いにますます注目してしまう理由です。
私たちはみんな、自分のペースで成長しています。人生のあるポイントで出会った人はその時の波動があった人です。もし成長のペースや方向性は一緒であれば、ずっと波長が合った状態でいい気分でいられるでしょう。
けれど、成長の道が違ってしまえば、一緒に暮らしても知らない人間になってしまうでしょう。
人間の根本的な「孤独感」はここにあります。
最近、私が運営しているオンラインコミュニティでは、「愛と感謝」のテーマはよく出てきています。愛情を持って接してくださるメンバーがほとんどなので、私自身の気づきにもなってくれました。
愛と感謝の練習
愛と感謝の練習こそ、孤独を乗り越える方法なのです。
たとえば、「一人だなあ」、「寂しいなあ」と思ったとき、今の瞬間に意識を持ってくることができます。「完全に時間を好きなように使えるし、ストレスフリーで仕事ができる、なんて素敵なことでしょう」と、考え方を変えることができます。
「私は一人でいるけれど、好きな時に映画が見えるし、好きなようにお菓子も食べられます。」
「一人で作業しているけれど、この安全な家を作ってくださった方がいなければ、一人で作業ができる環境もないでしょう。あ~ありがたい。」
「話し相手がいないけれど、私と同じ部屋で暮らしているペットがいるし、彼こそ生まれてすぐ両親の元から離れ、わずか半年で人間である私と一緒に暮らすようになりました。彼のほうがもっと不安で寂しいじゃないかなあ?本当、来てくれてありがとう。」
このように考え始めたら、心が温かくなり、涙が出てきます。
確かに一人で外国にいるけれど、無条件に愛してくれてサポートしてくれる家族がいます。もう、すでに素敵なことではないでしょうか。
エイブラハムのワークの中に、Rampage of gratitudeというものがあります。それは(朝起きてから)人生の中に感謝すべきことを思い浮かぶワークです。
先ほど見せたように、「私は豊かだ」「私は愛されている」の証拠を見つけてそれらを拡大していきます。
そうすると、自分という小さな世界から出て、全ての人がかかわる世界に入っていくことができます。
たとえば、朝6時からコンビニを運営してくださるスタッフがいるので、いつでも好きなチョコレートや飲み物が買えます。いつもいつも店をきちんと営んで下さるので、安心して買い物ができます。
食べ物を作るところからパッケージして、そして運送してくださるスタッフがいるので、いつでもどこでもの便利な生活があります。
これはもう、立派なものではありませんか?
みんなが関り、みんなの力が一つになっている。。。これは非物質世界の様子でもあります。それは、みんなが一つだという状態です。
このように考えると、あなたがしているワークもたくさんの人のためになるし、すでに立派に誰かを手伝うために大切に時間を使っています。
こう考えると、心はポカポカになってきませんか?
この世界は両極化で成り立っています。光がある場所の周りには必ず影があります。なぜかというと、二つが一つだからです。それを分けてみないで一つのように扱えば、苦しみの中から甘さを見出すことができます。
これが愛と感謝の練習です。
穴を埋めずに光に変えよう
実は、人と人の距離を遠ざけてくれたのはコロナだけではなく、それは発展しているパソコンの時代の産物でもあるのです。
昔は誰かの口から情報をもらうけれど、今は万能なグーグルさえあれば、すぐに欲しい情報を手にすることができるようになっています。
ですから、人と関わる必要は薄れてきています。
ですが、人間の本能は、グループで暮らしていく生き物です。どんなに生活が便利になっても、関りがなければ、心の中には穴が開いてしまうのです。
そこで、その穴を外から埋めるのではなく、愛と感謝のワークを通して光に変えて行けば、波動が上がり人生全般に良い影響をもたらすのです。



ここまで書いてもう一つ発見がありました!
私の大きな望みの中に、理想なパートナーと出会い家族を作るのがあります。なぜ、それがまだ実現していないかが、たった今先発見しました!
それは、私は彼がいないことを穴だと思ってしまったからです。
穴があるから埋めなくてはいけないと思い、すでに温かい気持ちに満たされていることに気づいていないからです。ですから、願いを発すれば発するほど、穴の存在に気づいてしまうのです。
孤独というのは、こういうものでしょう。
心の穴に気づくと孤独感が生まれます。
しかし、すでにあるものに気づいてそれを感謝すると、ポカポカになって満たされていることに気づいていきます。
もしこの記事を読んで、愛と感謝の練習をこれから始めたいのであれば、とても嬉しく思います。なぜかというと、これはまさに私がこれから毎日の朝に行いたい練習なのです。



一緒に頑張らないことを頑張りましょうね!(笑)