心が変わると人生が変わるのはなぜ?思考が遺伝子を変える科学的な根拠

引き寄せの法則
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心が変わると人生が変わる

皆さんも何度か耳にしたことがある言葉だと思います。

偉人から仏教のお坊さんまで、この言葉はいろいろな方が口にしています。

この記事を読んでくれている方の中には、ポジティブ思考や幸せな気分を感じるように、積極的に意識を変えてきた人もたくさんいると思います。

 

でも、どうして心が変わると人生が変わってしまうのでしょうか?

私たちの心と身体には、一体どんな関係があるのでしょうか?

 

この記事では、元生物学者の博士 ブルース・リプトン氏が、自身の研究を通じて科学的に解明した、心と身体の関係と思考が遺伝子にもたらす影響について紹介します。

この記事を最後まで読むと「いい気分」と「健康な身体」の関係性が理解でき、これから具体的に何をすれば良いのかがわかります。

ルシファー君
ルシファー君
これは記事の動画版だよ👆

心が変わると人生が変わる:思考が遺伝子を変える?

心が変わると人生が変わる

この言葉は、とても良い響きですよね。

恐らく、ほとんどの人は、なんとなくこの意味がわかるのではないかと思います。

  • 心が変わると、物事の見方が変わる。
  • 物事の見方が変わると、行動が変わる。
  • 行動が変わると、人生が変わる。

この一連の流れを想像するのは、難しくないですよね。

しかし、思考は一体どのようにして私たちの細胞や遺伝子に影響を与えているのか、考えたことはありますか?

遺伝子(DNA)はどこまで私たちの人生を決定しているのか、知りたいと思いませんか?

実は、この問いについて分かりやすく解説してくれた元生物学者がいます。

その方は、ブルース・リプトン博士。

大学教授として、肝細胞や生物医学の分野で長年研究を重ねてきた方です。

ブルースリプトン博士とは?

1970-1980年の細胞医学学会では、「DNAがすべてを決定する」と信じられていました。

ビビアン
ビビアン
生まれ持った運勢は、すべてを決定するという考え方と似てますよね。

ブルース・リプトン博士もその定説を信じ、医学生に教えていました。

 

しかしある日、肝細胞の実験中に今までの信念がひっくり返るような結果を得ました。

 

全く同じ肝細胞を、それぞれ違う3つのペトリ皿(環境)に入れただけで、それぞれの肝細胞に異なる「成長」が見られたのです。

具体的には、1つ目のペトリ皿(環境)ではプロテインの組織が形成され、2つ目のペトリ皿(環境)では脂肪の組織が形成されるなど、かなり違った「成長」が確認できました。

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この研究で分かったことは、

遺伝子(DNA)がすべてを決定しているのではなく、遺伝子が環境から情報を受け取り成長を決めているということでした。

 

 遺伝子が環境から情報を受け取るって?どういうこと?

一つ一つの細胞には受信機(receptor)があります。

受信機を通じて、細胞が影響を受けます。

周りの情報が細胞の核(DNAの倉庫)まで届くこともあるんです。

つまり、どんな風に成長するかは、DNAが外部のシグナルを受信して姿を変えて行った結果なのです。

 

では、人間にとっての環境とは、一体何なのでしょうか?

心が変わると人生が変わる:いい気分と遺伝子の関係

細胞は血液の中で生きています。

ですから、血液の質は個人の環境です。

 

では、良い血液(環境)とは一体どんなものでしょうか?

 

考えられるのは:

  • 食べ物の質(新鮮な野菜など)
  • 運動の質(血循環をよくする)

加えて、いい気分も実は重要なポイントなのです。

いい気分って…なんとなくわかるけど、血液にどんな影響があるの?

と疑問に思うかもしれません。

 

実は、私たちはいい気分の時、脳はドーパミンという幸せホルモンを分泌します。

 

その幸せホルモンは血液の中に流れ込み、全身をめぐります。

 

ここでお伝えしたいのは、気分は脳に影響を与え、脳はホルモンをリリースして身体をコントロールしているということです!

 

血液は、運河のようなもの。

 

ここで注目してほしいのは「脳」です。

実は、環境は直接細胞に影響を与えません。

脳が周りの情報を「分析」して、どんな種類のホルモンをリリースするかを決めています。

 

ここが本当に重要なポイントです。

もう一度繰り返します。

 

環境は直接細胞に影響を与えません。脳が周りの情報を「分析」して、どんな種類のホルモンをリリースするかを決めているのです。

脳の分析に影響を与えるのが、思考の力。

心が変わると人生が変わる:思考の力

思考の力は多くのマスターが強調していますよね。

 

生物学の思考のメカニズムは、とてもシンプルです。

周りの情報に関する捉え方をコントロールします。

 

ポジティブ思考の大切さは、正にここにあります。

ポジティブになろう!と思って無理に頑張らない方が良いのは、これが理由。

  • 本当にポジティブで幸せであれば幸せホルモンは自然にリリースされます。
  • 頑張ろうとか、少しでも抵抗があればストレスホルモンがリリースされます。

 

思考は思考の内容だけではありません。

思考によって分泌されたホルモンは身体に直接影響を与えます。

 

体中に幸せホルモンがあふれていれば、嫌なことなんて考えませんよね。

もし、急に何かが起きたとしても、自然にポジティブに捉えられます。

ルシファー君
ルシファー君
だからどんな時でも、バカみたいに幸せを感じるのは大切だね!

 

ですから私たちが心がけることはたった一つ、

それは、幸せホルモンを24時間リリースすること!

 

そうすれば身体は自然に健康的になるし、

思考も自然にポジティブなものになっていきますよ。

ビビアン
ビビアン
頑張ろうと少しでも思ったらストレスホルモンが分泌されるので要注意^^

引き寄せの科学:ウェルビーイング(健康)の大切さ

ブルースリプトン博士の研究でもう一つ分かったことは、

「病んだ細胞に薬を与えるより、いい環境に変えれば自然に治る」ということです。

 

私たちは普段「問題を解決しよう」と頑張りますが、それは細胞に薬を与えるようなものです。

 

しかし、細胞にはもともと自然治癒力が備わっているので、本来薬は要りません。

長期的な病気を治したければ、薬ではなく細胞が元気になる環境を作ることが何よりも大切です。

 

これがウェルビーイング:身体やマインドがすべての健康の基盤であるという考え方。

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  • 細胞が元気であれば、身体も元気だし、思考もポジティブになります。
  • 思考がポジティブになると、行動力を通じてその人の魅力が変わります。
  • そして、運勢も変わっていくのです。

 

よくなろうと必死になる必要はありません。

あなたの身体を信じて幸せホルモンをリリースするだけでいいのです^^

まとめ

いかがでしたか?

この記事では思考と遺伝子の関係について分析し、スピリチュアルな法則である引き寄せについても触れました。

ブルース・リプトン博士は1980年、細胞の発見をきっかけにスピリチュアルの面でも目覚めました。

今では「科学とスピリチュアルを融合する」代表として、北米ではとてもユニークな存在です。

 

この記事でシェアしたのは博士の発見のほんの一部。

もし、身体とスピリチュアルの関連性についてもっと知りたければ、この本がおすすめです^^

「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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心が変わると人生が変わる。

それは意識をコントロールすると人生が変わるということです。

 

私たちの脳はDNAにどんな影響を与えるか、決めることができます。

ですから、人生経験の内容は気にせず、どんな時でも幸せを感じていきましょう。

 

そう、幸せな感覚がすべてですよ^^

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