満月を言うと、何が思い浮かびますか?
ミステリアスなものを思ったりしませんか?
この記事では、
- 満月が感情に与える影響
- 体に与える影響
- スピリチャル(願望実現)の意味を紹介します。
最後まで読むと、満月で直感力をアップさせるスピリチャルなルーチンもできるようになりますよ。
満月が天文学においての意味
ここではまず、天文学においての満月の意味を見ていきましょう。
天文学によると、太陽が月と正対しているとき、つまり地球を挟んで太陽と月が真横になるところに満月があります。
その位置では、月は太陽の光を反射するため、私たちの目には「満月」が映し出されます。


Moon-cycle
一方、新月は地球と太陽の真ん中にあるので、太陽の光を反射することはできません。このことはまた「完全な影」と呼ぶことがあります。
月のサイクルが進むにつれ、明るさが増していきます。
そして満月で完全に明るくなり、その後は光を失い、またはじまるのです。
月のサイクルは古くから神秘的な影響を持つと言われ、東洋と西洋文化では、数千年かけて月の研究が行われました。
では、まず女性が一番感じやすい感情の影響についてみましょう。
満月の影響:感情
ほとんどの女性が感じた「生理のイライラ」は月のサイクルに影響されているといわれています。
満月の時期は一番、感情の変化が激しいと言われています。


moon-influence-emotion
英語にはLunaticという言葉があります。
Lunaはラテン語の月の意味ですが、Lunaticは「メンタル状態は不安定で、クレイジーな人」の意味。
紀元前500年前、医者やセラピストはすでに「月はメンタル」に影響すると信じていましたね。
海洋生物を研究する科学者は、月の影響で潮が変わるため、メスの海洋生物の中では月のサイクルに近い生殖周期があると証明されています。
生殖周期において、感情が変わったりするのは人間の私たちも経験していますよね。



人間において、一つ確かなのは睡眠です。
実は、月の影響は男女に与える影響は違います。






2015年に行われたある研究(英語)によると、女性は満月が近づくと眠る時間が短くなり、レム睡眠(夢を見る段階)も減っていきます。
けれど、男性は満月が近づくとレム睡眠が増えていくのです。


moon-influence-sleep
スッキリした睡眠が得られないというのはイライラするですよね。
睡眠によって感情が影響されることも多いのではないかと思います。



それでは、もっと具体的に体に与える影響を見ましょう。
満月の影響:体
満月が体、特に心循環系に与える影響が研究されています。






2013年の研究(76名大学生、男性)による(英語)と、新月や満月の時期に近づくと、参加者の血圧は5 mmHgまでに落ちるそうです。
また、参加者のステップテストによると、新月と満月の時期に心拍数も比較的に低く、運動後正常の範囲に戻るのもこの二つの時期が早いのです。


step-test-image
心拍数と血圧の低下は「疲れやすさ」に関係しています。
つまり、満月の時は男女ともに心身の変化があり、気をつけなくてはいけない時でもありますね。
私たちの社会は月サイクルではなく、週サイクルが軸です。
つまり、週5日働いて2日の休みが繰り返され、毎月一定のパフォーマンスが要求されています。
このリズムはとても不自然なので、体が崩してしまうことは現代社会において特に多いでしょう。
長期的なストレスは、まさにこのサイクルのことを指しています。
昔の人は農業がメインだったので、自然のリズム(植物の成長)と主に暮らしてきました。そのため、自然との繋がりが強くて直感力も現代人より高かったはずです。


Nature-cycle
老子のこの言葉が自然の大切さを表しています。
それは、すべての物は自分の「リズム」があり、ありのままでいることは一番の成長だということです。
花は365日咲いているわけではありませんし、
毎月一定の時間で咲いているわけでもありません。
私たち人間は四季のある地球で生まれた以上、自分のリズムもあるのです。
休憩したい時は休憩し、
また、動きたい時は動く。
多めに休憩が必要な人もいれば、
常に刺激を求めている人もいる。
自分の特徴に恥ずかしく感じる必要はないし、それを伸ばすことで「自然な花」が咲きます。
これからは満月のスピリチャルの意味をみてホリスティックに考えましょう。
満月の影響:スピリチャルの意味
満月は「豊かな感性」と「豊富な創造力」を意味しています。
スピリチャルにおいて一番大事な意味は「完成」です。
引き寄せの法則で満月の日に何かをする人は多いかもしれません。
しかし満月は「願い事」をする時期ではありません。
満月はすべての願いが完成したことに感謝の念を伝える時。
願いをしているときは見逃しやすいかもしれませんが、私たちは毎月完成されていることがあるのです。


spiritual-practice-gratitude
願いの結果が見える形ではないかもしれないが、
暮らしの中の小さなことはたくさんありますよね。
毎日生きているだけで「一日を完成」しています。
こうした完成を振り返って感謝するチャンスは年に12回あるのです。
これが満月の願望実現。
私のオンラインコミュニティでは、新月の夜は瞑想です。
瞑想会ではみんなの願いを一つにする瞑想が毎月行われています。
そして満月の夜は勉強会です。
勉強会では今月よかったことを聞いてから新しい学びをするのです。
全国から参加してくださる方がこの特別な夜に集まり、
自分の感想をシェアしたり、お互いにインスピレーションを与えます。
明るい月の下で、みんなの波動が高くなっていくのです。
スピリチャルは見えないものとの繋がりを大切にしている分野、非日常なことを感じさせてくれる扉です。
これからは満月の夜に行う直感力アップのルーチンを紹介していきますね。
満月の力で直感力アップのルーチン
満月は私たちの週サイクルから新しい気づきを与えてくれる時です。
「仕事だけではないよ!」
「あなたの自然なリズムもあるよ!」と
リマインドしてくれるような時です。
この時を活用して直感力をアップすると「見えない繋がり」は更に強くなり、やがて感じれるようになります。






必要品:
- ペンとノート
- 温かいジャケット(冬限定)
①一人月光浴(月の下に立つ)ができる場所に行きます。
②月光浴を浴びる時間は5分から10分。心が落ち着いて光の穏やかさが感じられたら意識してください。






③ノートに月光浴で感じたこと(体や気持ちの変化)を書き出します。
④その後は「○○について感謝します」と、思い浮かぶ限り書き出してください。
もし3つだけで終わったらそれで十分です。
頑張らないことが大事!
⑤人生のあらゆる分野において「意図」を書きます。
①~④を行うと、⑤は自然に「リラックスしたエネルギー」になります。
頑張らなくちゃ!やるぞ!といったエネルギーで書いた「意図」は余計な力があり、ストレスになることが多いです。
しかし感謝の後で書く意図は余計な力がなく、自分のウェルビーイングを考えて書き出すのです。
それはもっともあなたの自然に近いもの。
まとめ
この記事では満月が感情や体への影響、またはスピリチャルの意味を解説しました。
この記事から出た大事なポイントは:
- 満月は睡眠に影響があり、それでイライラすることが増える
- 満月は心拍数や血圧に影響を与えるので、疲れやすく感じる
- 満月は願い事をするのではなく、感謝をする時
満月は月サイクルの中では一番神秘的な時です。
温かい感謝の気持ちをスピリチャルを大切にしている仲間と一緒に感じていたいのであれば、ぜひオンラインコミュニティをチェックしてください。
\スピリチャルの実践オンラインコミュニティ/





