不安な時にどう対処するの?不安にならないための予防

不安な時にどう対処するの?心の余裕を保つための方法 ストレス解消
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不安になったときは何をしているの?

不安にならないために何か対策はあるの?

コロナになってから、環境やライフスタイルの変化で不安になることが増えてきましたよね。

どこに行ってもスッキリしないし、イライラすることも多いのではないでしょうか?

この記事では不安な時の対処をテーマに体と心のレベルで不安がもたらす影響を分析していきます。また、急に不安を感じた時の対処法や、不安にならないための予防について解説していきます。

この記事を最後まで読むと、繰り返しの不安に対する効果的な対処法がわかり、心の余裕を保つ方法を得るようになります。

この記事を書いた人
ビビアン:長野県在住カナダ人です。瞑想系YouTubeチャンネル小さな神社を運営しています。

不安の原因:体はどうなっているの?

不安というのはただの状態ではありません。

不安は体的な反応を引き起こします。

人は不安を感じて、緊張したりまたは恐怖などを感じるときは、脳内物質ノルアドレナリンとアドレナリンが分泌されます。

現代社会において、ノルアドレナリンとアドレナリンは激しい感情を感じた時や強い肉体労働をしたときに分泌されるホルモンです。

ノルアドレナリンとアドレナリンはよく、Fight or flight(戦うか逃げるか)のホルモンと言われ、緊急時に交感神経の活動を高め、行動を起こします。

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われわれの先祖は昔獲物を追いかけて、または追いかけられるような環境で暮らしていました。

その時に役立ったのはノルアドレナリンとアドレナリンでした。

 

ノルアドレナリンとアドレナリンが分泌されると、心拍数が上がり、全身に血液が行き渡り、行動したがるような状態になります

それで危険な時は全力で走るか、戦うことで我々の先祖は生き残れましたね。

 

しかし、現代社会において「戦うか逃げるか」の場面がどれもはっきりしていなく、短期的なストレスが長期的なストレスになり、不安や恐怖もエスカレードしていったのです。

また、現代社会では「死に至る状況」は比較的に少ないし、ちょっとした不安を感じることは多いですよね。

外の刺激に対して「このように反応しましょう」という癖が習慣になってしまいました。

これが、現代社会の最も大きな問題です。

不安は、コントロールできる

同じことに対してAは不安や恐怖を示すけれど、Bは冷静で考えることができる。

このように全く違う反応を示すこともあり得ますよね。

でも、どうして?

 

それは、安になるかどうかは私たちがコントロールできることだからです。

つまり、根本的に不安を和らげたければ、心理的なアプローチは効果的。

 

次のセクションでは、不安になる原因を心理的な現象から解説していきますね^^

不安な原因:心理的な現象

まず、人はどんな時に不安を感じやすいかをまとめました。

  • 未知への不安
  • 自分の能力を超えた時のストレス
  • 他人の意見(ジャッジメント)
  • 能力の疑い(セルフ・ジャッジメント)
  • 理由のない不安

他にも不安な原因はありますが、この5つはもっとも生活の中で経験する原因です。

未知への不安:未来はどうなるのか

「分からないから対策が立てない」

これは未知へ不安を感じてしまう最大な理由です。

実は、コロナが世界に広まったばかりのころ、ほとんどの人が「未知に対する不安」を感じたのではありませんか?

  • 仕事はどうなるのか?
  • 子供の学校はどうなるのか?
  • 自分の健康状態は?

などなど、家族まで心配になったかと思います。

Future-uncertainty

私の場合、外国にいる家族のことが心配で仕方はありませんでした💦

 

でもだんだん、コロナウイルスに関する知識が増えてきて、ワクチンも打てるようになり、「こうすればいい」という知識が身に着けるようになりましたね。

 

もちろん、コロナはかなり深刻なケースで稀ですが、私たちの生活の中にもこうした「未知に対する不安」はあるのです。

未知を知ること、未知を経験することで安心感が得られます。

時間はかかる場合もありますが、

少しずつ蓄積していけば大丈夫^^

自分の能力を超えた時のストレス

仕事や家事など自分の能力を超えた範囲の量を引き受けてしまうとストレスになりますよね。

「どうしよう、時間はない!(*´Д`)」

「どうすればいいか、分からない!( ゚Д゚)」

「こんなの引き受けなければよかったのに(T_T)/~~~」

と、心の中では喧嘩になっていませんか?

 

私は昔大手旅行会社で働いたとき、大苦手の計算を引き受けざるをえなかった。

「新人だし、全部試すべきだ」

そのように言われて一時間でも二時間でもエクセルシートを見て数字を確認していったのです。

 

数学の神様に恵まれていないか、いつもどこかが間違っていました(-_-;)

Beyond-your-ability

そういう作業をすればするほどイライラになり、同僚に大声で話すこともありました。

 

ルシファー君
ルシファー君
あの時のビビアンは、本当に激しかったね。
うん、全くの別人だったよ!
ビビアン
ビビアン

自分の能力を超えた範囲の仕事を引き受けてしまう、またはやらざるを得なくなると、自分の健康に傷をつけます。

話をしてもその仕事をしなければいけないのであれば、仕事内容(部門)を変えるなど考えてもいいかもしれません。

 

自分の体は自分でしか分からないし、自分でしか守れない。

健康な状態を保ちたければ体のことを優先するのは何よりも大切!

 

他人の意見(ジャッジメント)

心理的なストレスで他人の意見はかなり大きな原因です。

「これについて、上司はどう思うかなあ」

「この服、本当に似合うかなあ」

など、他人の目を通して物事を見ることはよくあります。

 

実は、一番辛い質問は子供の時に無意識に気を付けていた「父・母はどう思っているか」です。

 

あの時から「他人の意見を求める」ことが大事だと学び、

それが今、習慣になっています。

 

他人の意見も大事ですが、決めるのは私。

このバランスをしっかり持つことで、他人から意見を求めても冷静に判断していけるようになります^^

能力の疑い(セルフ・ジャッジメント)

「私は、できるかなあ」

初めて挑戦したことや難しいことなら、自分の能力を疑いたくなりますよね。

 

もちろん、疑うのは自然で、不安の気持ちがエスカレードしなければよい。

もし不安になって過去の失敗例を思い出すようになったら、要注意です!

 

はじめてのことでも初心者だからできてしまうケースがあります。

We call it beginners’ luck(初心者の幸運)

もし不安を感じたら否定するのではなく、「私には初心者の幸運があるかも?!」と肯定すれば、案外うまくいくかもしれませんね^^

 

心理学によると、

不安と興奮は身体的には同じ反応を起こします。

つまり、今の出来事を「挑戦」だと捉えるか「恐怖」だと捉えるかはほんの一瞬の差。

理由のない不安

理由のない不安は不思議な不安に属します。

なぜかというと、この不安の感覚は「直感」によるものが多いからです。

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私のおばあちゃんがなくなる三ヵ月前、

久しぶりに彼女の顔を見て急に不安に襲われました。

 

「なんか、生命エネルギーは感じない」

そのような気がしておばあちゃんのことをずっと気になっていたのです。

 

父と母に聞いても「大丈夫だ」というけど、

心の中では不安で不安で…

そして、三ヶ月後、おばあちゃんはこの世を去ったのです。

 

時々はっきりした理由はないかもしれないが、

不安になったり恐怖になることもあります。

 

その時は「不安」を抑えるより、心の中で感じた行動をしてみてください。

理由のない不安は、あなたに大切なことを知らせるサインですよ。

不安が悪化した時の病気

日常生活の不安はそれほど心配することではありませんが、不安が悪化した時、病気になります。

心理学でよく見かける「不安による病気」は以下の3つ:

  • Generalized Anxiety Disorder(全般性不安障害)
  • Panic Disorder(パニック障害)
  • Social anxiety disorder(社会不安障害)

全般性不安障害によくある症状

  • 落ち着きがない、気分が高揚している
  • 疲れやすい
  • 集中力がない、頭が真っ白になる
  • イライラしやすい
  • 筋肉が緊張している
  • 心配性の感情をコントロールするのが難しい
  • 寝つきが悪い、眠りが浅い、満足に眠れないなど睡眠に問題がある

パニック障害によくある症状

  • 動悸、心臓の鼓動、または心拍数の増加
  • 汗をかく
  • 震えや揺れ
  • 息切れ、息苦しさ、息苦しさの感覚
  • 制御不能の感覚

社会不安障害によくある症状

  • 赤面
  • 吐き気
  • 過度の発汗
  • 会話しにくさ
  • めまい、または立ちくらみ
  • 心拍数の増加

これらの病気はカウンセリングや薬で直すのが主流ではありますが、もっと自然な直し方、または不安を予防できる方法が知りたければ続きを読んでくださいね^^

不安な時の対処:急に不安を感じた時

不安な時の対処は「短期的」と「長期的」に分けられています。

こちらの対処法は薬を飲むのではなく、自然な方法です。

 

短期的、つまり急に不安を感じるときは深呼吸は効果的。

しかし、これは不安感が湧いてきたばかりの時にしか適応できません。

 

あなたの脳は「コントロール意識がある」時にしか使えないのです。

では、すごく不安を感じた時はそうすればいいでしょうか?

 

私はかつて二回パニック障害を起こしたことがあります。

二つとも同じ日に起きたので、かなり大変でした。

 

一個目が起きた時にすぐカウンセラーに申し込み、緊急セッションで対応してくれました。

ビビアン
ビビアン
幸い、その日はカウンセラーサービスのある学校にいました。

一時間のセッションで40-50分ほど一方的に話をした結果、手の震えはなくなり、気持ちも落ち着きました。

手が震えて体はコントロールにくいと感じたら、エネルギーを発散すると楽になります。

事情を説明して誰かに話を聞いてもらったり(親友とかカウンセラー)、または体力を優しく発散できる運動でもいいでしょう。

めまいや立ち眩みがある場合は運動しないでね!
ルシファー君
ルシファー君

不安を感じている真っ最中はルアドレナリンとアドレナリンが分泌され、ものすごい量のエネルギーが作られます。

ですから、話をしたり運動することで少しずつ気持ちが落ち着いてくるし、不安感に対してその時に対処すればいい。

 

しかし、これは不安が起きた時の対処であり、繰り返されたらゼロスタートです。

 

もし、不安にならないように予防をしていきたければ次のセクションを読んでくださいね^^

不安にならないための予防:長期的な対処法

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毎日10分間、心の余裕を作る

不安は習慣的な反応です。

つまり、これは積み重ねてきたストレスです。

いきなりストレスを感じないでと言われたら難しいし、それだけでは習慣は変わりません。

習慣を直すには新しい習慣を作ればいい。

例えば毎日朝、または夜10分使って瞑想をしたり、音楽を聞くようにしてみてください。

そうすると毎日のストレスはこうした時間により減らせるし、癒しのエネルギーが蓄積されるようになります。

ビビアン
ビビアン
私は不安やイライラといった悩みを全部瞑想とヨガに任せています。

体に繋がる

不安になるのは体に繋がっていない時が多い。

 

「時間はないから頑張らなきゃ!」とか、

「未来はわからないし、どうしよう」と考えるのはです。

 

脳は物事を考えるのが好きで、生活体験の大きな部分の意識を占めています。

 

では、体に繋がるとどうなるでしょうか?

それは「何も考えない瞬間を体験する」ことになります。

 

  • 柔らかいベッドに囲まれている温かさ、
  • おいしい料理を味わう喜び、
  • そして愛する家族(ペット)にキスする瞬間

 

そのすべては体に意識をしているのです^^

 

体に意識するようになると不安がエスカレードされる前に止めることができます。

 

「あっ、ちょっと震えてきた」

「体が熱くなってきた」等々、体の反応を敏感に察するようになります。

安心感のある場所を作る

「ここだったら落ち着く~」

安心する場所を作るのは大事です。

できれば、その場所はあなただけの場所にしてください。

 

365日も100%順調な人はいません。

ちょっとがっかりしたなあと思った時、あなたを安心させる場所があると落ち着きますよね。

 

そこに戻ると本当の自分になれる。

時々泣いたり、時々子供のように騒いだり…

そこは、なんでも許してくれる場所。

 

そんな場所があると、不安のレベルが減っていきますよ。

小さな神社オンラインコミュニティ

小さな神社オンラインコミュニティは安心の場所です。

毎月ここに戻ると、仲間たちの話が聞けるし、

彼らの嬉しい変化を見て自分も温かくなるのです。

 

小人数のミーティングを月2回開催されるほか、みんなのエネルギーを一つにする瞑想や、ワークショップ中心のイベントも年に4回あります。

 

そして今年4月に、みんなで京都で旅行するツアーも企画しています^^

もし、毎月安心して帰れる場所を探していれば、小さな神社オンラインコミュニティーを見てくださいね。

小さな神社コミュニティー (3)-min

詳細はクリックする

ビビアン
ビビアン
あなたに会えるのをたのしみにしています。
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